朝の光のなかで


 更けゆく秋の日の早朝、いつもの公園のいつもの場所、まだ朝もやの明るみ
 に包まれている小池の周りの木の葉に、林の小枝を超えて木漏れ日のような
 輝く光が斜めに射しこみ始め、そこ、ここと、秋の色が輝き始めました。

 木の葉たちは、鋭い光を受け、光に透かされ、緑や朱を浮き上がらせ、輝き、
 暖かな光の恵みを受けとめて、命をつなぐ新しき一日を始めます。

三歩と散歩道
 2009年11月
 Vol.62-sanpo2


2009年9-12月期へ
閉じる
画像をクリックして大画面へ