彼岸花 咲いて


 彼岸花の花言葉は、「悲しい思い出」だそうです。
 墓前に咲いた彼岸花を眺めながら、亡き人を偲んで悲しみがよみがえるーーー
 そういう想いからつけられたものでしょうか。
 またマンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれ梵語「赤い花・天上の花」の意味で
 おめでたい兆しともされています。(wikipedia等から引用)

 この夏の暑さを乗り越えられなかった兄が、この真っ赤な花が咲き誇る稲穂田
 のあぜ道のある住み家から、「天上の花」のもとへとつながる道を、のぼって
 いきました。

三歩と散歩道
 2012年 9月
 Vol.96-sanpo4


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