曼珠沙華  


   秋の彼岸ごろから開花することに由来する「彼岸花」ですが、異名も多く、
   死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、
   剃刀花(かみそりばな)などとも呼ばれ、不吉な名前と嫌われることもあ
   るようです。 里では「狐の嫁入り」と言っていたことも思いだします。

   でも別名は「曼珠沙華」ーー仏典では「赤い花・天上の花」の意味があり、
   めでたい兆しともされているーーそのことを知った時から、この花を待ち
   望み撮るようになりました。 今年も少し旬に遅れましたが出会えました。

三歩と散歩道
 2013年 9月
 Vol.108-sanpo5


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