主を悼んで 彼岸花


  毎年この時期になると、古代米田のあぜ道に咲く彼岸花を訪ね、
  お米の出来具合や、花の咲き具合などを、世話されている方と、
  世間話を交えて、ぼそぼそと立ち話をしたものでした。

  今年は、その主がいない、寂しい、彼岸花の季節となりました。
  それでも彼岸花は、主がいない田んぼに、その赤を秋の陽射しに
  きらきらときらめかせて、咲き誇っています。

  見に来ておくれと、主を悼んで咲くか、赤き彼岸花よ

三歩と散歩道
Vol.193 sanpo1


トップへ戻る

閉じる

画像をクリックして大画面へ