平賀敬の 世界


 箱根湯本の滝通り湯本橋を渡って、すこし入った処にあるひっそりとした民家。
 晩年をここで、眠って起きて湯につかり、飲んで、眺めて、聞いて 待って、
 書を書き 色紙を描き 絵を描き 山水に囲まれて そして 逝かんーーー

 1980年半ばからの 削ぎ落せるものは削いで 残るものを温めて 男は渋く 
 女はよりクールな 明るく穏やかな絵と 楽しい書を ここに残してーーー

三歩と散歩道
 2009年10月
 Vol.61-sanpo1


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