ルリビタキ


 冬になって山から小鳥がやってきて、瑠璃と翡翠が公園を占領します。

 大筒やら小筒やら遠メガネやらを、めいめい抱えた迷彩服の狂い人が、
 瑠璃や翡翠の動きにつられて、行ったり来たり、戻ったり座り込んだり、
 肩や手の痛みに堪えてカメラを持って、眩む目でじっと見つめて待って、
 時には連射音も高らかにーーー、さーて何枚使える絵が撮れた事やら?

三歩と散歩道
 2009年12月
 Vol.63-sanpo3


2009年9-12月期へ
閉じる
画像をクリックして大画面へ