秋を歩く


  朝の起き抜けの散歩道は、空気が少し硬くなって、肌がひんやりとなって、
  夏の暑さで衰えた散歩の足も、歩く楽しさを取り戻して足が伸び始めます。

  目に入る空や雲や緑も秋が忍び寄り、歩くうちにすさんだ気持も少しづつ
  落ち着き始め、野の花や緑や、蝶や小虫たちや、小鳥の鳴き声に気持が
  移っていき、移り行く秋の中の散歩を楽しんでいるひと時となります。

三歩と散歩道
 2010年 10月
 Vol.73-sanpo2


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