蝋梅に小鳥


  「某公園の蝋梅が満開ですよ、小鳥も来てます」という情報で、日差しの
  暖かくなる頃を見計らって出かけました。
  機材を担いで歩いて行くと、「ヒッヒッ」とルリの鳴き声が聞こえてきて
  早速ルリビタキ君のお出ましとなりました。

  先に来ていたいつもの仲間と2人、「きれいな蝋梅に止まってよ」と願う
  のですが、ルリ君は蝋梅を愛でるわけでなし、こちらの枝から地面からと
  自由自在。プイっと林の奥に飛んで行って、代わりにルリ嬢のお出まし。
  そのルリ嬢も気まぐれで、ちょっとサービスしてくれて林の中へ。

  緩やかな下りの、乾いた枯れ芝の上に腰を降ろし、暖かな日差しを受けて、
  少し横になって、青空を眺めて、しばしの桃源郷となりました。

  いや、ここは明るい蝋梅の香りの場、蝋源郷?というべきか。

 

三歩と散歩道
 2015年 2月
 Vol.125-sanpo1


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