小鳥に 会いに
やっぱり、いつもの公園の、小鳥を撮りに行きたいなと風のない日の朝から
出かけて、まずは梅林のルリビタキをめざしました。
ここは高い木々に囲まれ、風は優しく日当たりも良く、草の斜面にごろんと
横になって、青空の白い雲を眺めるのも一つの楽しみです。
先着の鳥撮り仲間が2人いて、4つの目で見てくれるからと、ごろんと決めて
いたのですが、横着はやっぱりいけませんね。
お目当てのルリ君は姿を見せてくれず、ジョウビタキの女の子が姿を見せて
くれましたが、なんだいとでも言いたげな、きつい眼付きがありました。
三歩と散歩道
2016年 1月
Vol.136-sanpo4
’16年1-4月表紙へ
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1: 梅林の ジョウビタキ(♀)
2: 梅林の ジョウビタキ(♀)
3: きつい眼付きの ジョウビタキ(♀)
4: きつい眼付きの ジョウビタキ(♀)
ルリ君は現れてくれませんので、ちょっと浮気をしてカワセミ池に向かうことにしました。
カワセミ池で待っていると、いつものカワセミ親父が来て、氷が解けた岸辺近くで、魚獲りモードに
入り、しばらく待って、ダイビングして獲物を捕りました。
でも、その獲物は魚ではなく、手足の多い昆虫ではありませんか。「えっ、そんなもの食うの?」と
思ってみていると、ためらった様子で、食いましたね。
その後のカワセミ親父、川千山千のカワセミ親父も、「まずいもの食っちゃったな」てな顔つきで、
高みの枝に移っても、「なんでこんなものを」とでも言いたげな顔をしているようにも見えました。
5: カワセミが獲ったのはーーー
6: コヤマトンボのヤゴでしょうか
7: 食べた後の まずそうな顔
8: なんでこんなものを食わなくちゃならないんだ
厳しい冬を乗り越えようとしているカワセミが行ってしまったので、ルリに会いに行きました。
こちらは木の実や、種や、虫が多いのでゆうゆうで、明るい日差しの中、木の枝や苔むした朽木や、
切り株に止まったり、地面に降りて枯葉をつついたりとゆとりの様子です。
ゆとりといえば、ルリビタキはあまり人を恐れなくて、すぐ近くの地面に降りてきたり、カメラマン
の方をじっと見つめたりします。「カメラマンは安全さ」と思っているのか、どうか?
9: ルリは木の枝
10: そよ風に 羽毛もみだれ
11: 苔むした朽木や
12: 切り株に