春よ 花よ


 3月弥生(やよい)となりました。
 語源は「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」で草木がいよいよ生い
 茂る頃を意味しますが、ここ数日の暖かさで、花も華やかになりました。

 そんな弥生の一日、風もなく青空が広がる朝にカメラを持って散歩道へ。
 角を曲がると、青空の中でちょうど見ごろになったミモザの黄色が明るい
 光の中で輝いています。

 少し歩くと、クリスマスローズが顔を持ち上げて「見て見て」と呼びかけ
 ています。この花はいつも下を向いて少ししょんぼりと咲いているのです
 が、暖かい今春は張り切っています。

三歩と散歩道
 2016年 3月
 Vol.138-sanpo2


’16年1-4月表紙へ

閉じる

画像をクリックして大画面へ