ノウゼンカズラ


 暑い日差しの中、青空にぽっかりと浮かんでいたり、色濃い夏の緑に囲まれて
 いたりするノウゼンカズラを見ると、ああ夏だなと改めて感じます。

 少し地味な色で橙色/橙黄色というのでしょうか、少し肉厚で、垂れ下がった
 ツタにつかまるように咲いている花は周りからぽっかりと浮かんでいるように
 見えて、とても素敵で親しみやすく感じます。

 wikipediaによると、漢名の凌霄花は「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、高い所に
 攀じ登ることによる命名。漢詩では他物に絡むため愛の象徴となるとのこと。
 

三歩と散歩道
 2016年 7月
 Vol.142-sanpo2


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