残暑の野に
9月に入って秋となりましたが、昼日中は熱い光と、むんむんする湿度の
高い日が続いて、朝夕の散歩も距離があまり伸びません。
それでも、白雲が浮かんで陽射しが少し和らぐと、ちょっと花に会いたく
なって、カメラと団扇を持ちながら、そろそろと近くに歩き始めます。
東5丁目の道路わきの垣根に来ると、見慣れない黄色の花があり、いいね、
いいねと撮って、まわりを見ると、初めてらしき花があり、カメラも喜び
のシャッター音を響かせます。
三歩と散歩道
2016年 9月
Vol.144-sanpo1
’16年9-12月表紙へ
閉じる
画像をクリックして大画面へ
1: 2016年 9月 1日 ちはら台 東5
ハナセンナ(アンデスの乙女)
2: 2016年 9月 1日 ちはら台 東5
南米中部原産の落葉低木(植物園へようこそより)
3: 2016年 9月 1日 ちはら台 東5
ヒナギク?でしょうか
4: 2016年 9月 1日 ちはら台 東5
クサキョウチクトウ
5: 2016年 9月 1日 ちはら台 東5
ネコノヒゲ
6: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
林の木陰で カタバミ
ああ、いいひと時となりそうだなと思いながら、村田川を越えて古民家のある押沼地区に向かい
ますと、林の入口の木陰に黄色いカタバミがひんやりと咲いています。
いつもの道から曲がって、少し道草をすると、ケイトウが輝く光を浴びて真っ赤な真夏だったり、
畑のなかの白いオクラが緑の葉の中で涼しい顔をしていたり、ハナトラノオが優しい色を見せて
くれていたりと、楽しい道草となりました。
7: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
ケイトウ(鶏頭ーー鶏の雄の鶏冠)
8: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
子供の頃は「毛糸」だと思っていました
9: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
オクラ
10: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
涼しそうな顔をしています
11: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
ハナトラノオ
12: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
ハナトラノオ
元の道に戻って歩いていくと、古民家の垣根に見事なフヨウの花が咲いています。
しゃがんで撮ろうとするのですが、近すぎて好ましい構図にはなりません。
後ろを向くと、庭の向こうの民家の縁台に涼んでいる家主さんがこちらを見ているのに気づいて、
「庭に入らせてください」とお願いすると、快いうなずきが返ってきます。
後ろの庭に入って、何枚か白いフヨウを撮らせてもらって、お礼を言って頭を下げて、うなずきを
返してもらいました。
素敵なフヨウに出会えて撮れたこともさりながら、そのうなずきが「あいよ」と楽しんでくれてい
る様に見えて、身の内にほのぼのとした感覚が広がってきたものでした。
13: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
民家の垣根の フヨウ
14: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
御断りを入れて、庭に入らせてもらいました
15: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
アベリアに ホシホウジャク
16: 2016年 9月 3日 村田川東 押沼
ヒメジオン