冬鳥 ルリビタキ


  100m先が見通せないほど濃いガスが出た朝、晴れの天気予報を頼りにして
  小鳥に会いに行きました。
  ところが、林の中もガスが濃くて、いつもいるメジロやエナガなども全く
  姿が見えず、しびれを切らして引き上げる人も出始めました。

  まあ待とうかと、世間話をしたり、蜘蛛の巣を撮ったり、やっと出てきた
  コゲラをちょっと撮ったりして、少し早めのお昼になりました。

  そうするうち木の葉が少し揺れて、見つめるとそこには目当ての瑠璃色の
  ルリビタキがこちらを見ています。おいよ君は鳴かないのかと言いながら
  カメラを運んできて、ルリ君との楽しい撮影会が始まりました。

三歩と散歩道
 2016年 11月
 Vol.146-sanpo4


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