ベニマシコ
「そろそろベニマシコが入ってきますよ」との情報で、まずは近くの里山に
散歩を兼ねて出かけました。
ところが現地についてみるとカメラマンは誰もいません。「これはだめかな」
と思いながらも、ひょっとしたらとしばらく待ってみることにしました。
待つうちに、空には猛禽が現れてゆっくり旋回を始めます。ああ、これはダメ
だと、小鳥のいない里山から村田川に戻ると、モズが慰めてくれました。
三歩と散歩道
2016年 12月
Vol.147-sanpo1
’16年9-12月表紙へ
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1: 2016年 12月 7日 里山
サシバ
2: 2016年 12月 7日 里山
サシバ
3: 2016年 12月 7日 村田川
モズ
4: 2016年 12月 7日 村田川
モズ
日を改めて、今度はセイタカアワダチソウとアシの野原に出かけました。先着のカメラマンが5人程
いて談笑中。久しぶりに会った人に無沙汰のことわりを入れて、小鳥を待つことにしました
少し経つと、胸から腹の赤が鮮やかなベニマシコ(♂)が現れ、「よしよし」と撮り始めたのですが
低い位置に止まって顔や胸に草がかぶったり、背景がうるさかったりと、どうもいけません。
気分を変えようとルリビタキ探しに出かけると運よく日陰のオスと、木漏れ日のメスに出会えました。
5: 2016年 12月 12日 某 芦原
ルリビタキ(♂)
6: 2016年 12月 12日 某 芦原
ルリビタキ(♀)
温かな日差しを浴びながらお昼休み。おにぎり2個を食べて、草むらに腰を下ろして、大の字になって
少し休憩などしながら待っていると、少し遠くですがちょっと高みにベニマシコの雌が止まってくれて
あちこち見て、少し移動してとサービスしてくれました。
そうこうしているうちに、背景がすっきりした高みの枝に、赤い胸のベニマシコ(♂)が突然止まって
くれて、何かを探しているかのように首を振りながらしばらくカメラマンにサービスしてくれました。
7: 2016年 12月 12日 某 芦原
ベニマシコ(♀)
8: 2016年 12月 12日 某 芦原
ベニマシコ(♀)
9: 2016年 12月 12日 某 芦原
ベニマシコ(♀)
10: 2016年 12月 12日 某 芦原
ベニマシコ(♀)
11: 2016年 12月 12日 某 芦原
ベニマシコ(♂)
12: 2016年 12月 12日 某 芦原
ベニマシコ(♂)
猛禽も現れて、もうこれで良しとその場を離れ、カワセミに会えるかなと次の公園に寄ってみました。
午後2時過ぎの公園の小池まわりは日陰で少し寒々としていて、もうカワセミはいないのではないかと
思いながら様子を見に行くと、いました。
カワセミには厳しい冬がやってきました。底に潜る小魚が見える浅い池に来て、一日魚獲りに励みます。
この小池にはオスもメスもいました。
小魚を分け合って、この厳しい冬を乗り越えて、カップルになれるよう頑張ってほしいですね。
13: 2016年 12月 12日 某 芦原
ノスリ
14: 2016年 12月 12日 某 公園
カワセミ(♂)
15: 2016年 12月 12日 某 公園
カワセミ(♂)
16: 2016年 12月 12日 某 公園
カワセミ(♀)
17: 2016年 12月 12日 某 公園
カワセミ(♂)
18: 2016年 12月 12日 某 公園
ジョウビタキ(♂)