アカゲラ求めて
「アカゲラが撮れていますよ」との情報が入った翌日、今冬初撮りのアカゲラ
を目指して出かけました。
めざすは何度か撮れた林間の少し開けた所で、木のテーブルと長椅子があって、
木漏れ日がさんさんとふりそそいで、ピクニック気分になれるところ。
ところが歩いているうちに、カワセミがチチチと出てきてしばらく「カワちゃん
や」と道草することになりました。そうするうちに、濃茶の蝶がチラチラと飛ん
でいるのに目を奪われてお付き合い。葉にとまったところをカメラに収めること
が出来て拡大すると、なんとこれがムラサキシジミーー小春日和でしたねーー
三歩と散歩道
2016年 12月
Vol.147-sanpo2
’16年9-12月表紙へ
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1: 2016年 12月 19日
カワセミ
2: 2016年 12月 19日
ムラサキシジミ
「アカゲラ、アカゲラ」と少し歩き出すと、ヒッヒッヒッと鳴き声が近くの足元から聞こえてきます。
なんと目の前にルリビタキの若鳥がロープに止まっています。「やあやあ、いいね」とまたしても、
道草の始まり。
以前から此処の場所では、ルリビタキはあまり人を怖がらないのですが、この若い子も人見知りせず、
近すぎてピントが合わないので、「ちょっと待ってね」と数歩後ずさりして、お相手してもらえました。
3: 2016年 12月 19日
ルリビタキ(♂ 若鳥)
4: 2016年 12月 19日
ルリビタキ(♂ 若鳥)
5: 2016年 12月 19日
ルリビタキ(♂ 若鳥)
6: 2016年 12月 19日
ルリビタキ(♂ 若鳥)
ひとしきり相手をしてくれて、もういいかなと思い始めたころ、すっとさらに下に飛んで姿が見えなく
なりました。そっと動きながら様子を見ると、なんと水浴びの最中です。
冬とはいえ、風もない暖かな小春日和の一日、若くて元気なルリビタキは水浴びなど平気な様子です。
冬のルリビタキの水浴びに出会えたのは初めてのことでした。
7: 2016年 12月 19日
ルリビタキ(♂ 若鳥) 水浴び
8: 2016年 12月 19日
ルリビタキ(♂ 若鳥) 水浴び
楽しい道草もようやく終わって、息を切らしながら急な坂を上って、たどり着いた所には、いつもの
お仲間が手持無沙汰にたたずんでいます。
様子をうかがうと、今日はまだアカゲラの姿は全く見えないとのことでしたが、待っていればその内
出てくるだろうと暖かい陽射しを楽しむこととしました。
ところが、お昼のおにぎりを食べて、近くをうろついたり、小鳥談義をしたりして待っているのですが、
出てくるのはたくさんのアトリとちらっと来たコゲラだけ。一人減り二人減りしてついにあきらめて、
カワセミでも?と移動することとなりました。
9: 2016年 12月 19日
アトリ
10: 2016年 12月 19日
アトリ
11: 2016年 12月 19日
コゲラ
12: 2016年 12月 19日
コゲラ
浅い池まで降りて来て、遠いルリビタキの鳴き声を聞いたりしながら待っていると、チチチと鳴いて
若いカワセミ(♂)がやってきました。
このカワセミはシャープで長いくちばしを持っていて、背中の翡翠も輝いていて「どうだい」言わん
ばかりの姿を見せつけてくれました。
13: 2016年 12月 19日
カワセミ(♂)
14: 2016年 12月 19日
カワセミ(♂)
15: 2016年 12月 19日
カワセミ(♂)
16: 2016年 12月 19日
カワセミ(♂)
17: 2016年 12月 19日
カワセミ(♂)
18: 2016年 12月 19日
カワセミ(♂)