江戸東京博物館
だんだん出不精になっていく。
目新しいと思う出会いも少なくなり、出会いの感動も奥底でチロチロと燃え
て、静かに落ち着いてゆく。 これが年をとっていくということなのか。
誘われて行った江戸東京博物館、両国を通るたびに目についていた建物の中
に入って、カメラを構えながら回って、思うままに数百枚撮って、整理して
行くと、今の自分が何を求めているのか、その傾向が出ているように感じる。
色彩に対する感受性の欲や、磨き抜かれた描画の線に、年齢を重ねて求める
ものがあるようにも思えて、これからの生の目線になるのか、どうか?
三歩と散歩道
2016年 12月
Vol.147-sanpo3
’16年9-12月表紙へ
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1: 2016年 12月 25日 両国 国技館
両国駅からエスカレーターで上がった左
2: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
両国駅からエスカレーターで上がった所
3: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
ミニチュアモデルの様に見えますが、実物大
4: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
助六由縁(ゆかりの)江戸桜 市川團十郎
歌舞伎の世界の見ほれるような鮮やかな色彩美や、舞台でのそぎ落とした動作やしぐさに切った見得、
それを錦絵の中で描いた、ほれぼれするような、ひとすじひとすじの線。
まだ、小さかったころ、ラジオから流れてくる歌舞伎や音曲を、お袋は好んで聞いていた。その脇で
一緒に聞いていたことを想い起こす。
昔かえりが、始まりだしたか?
5: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
五世市川團十郎の助六似顔絵 勝川春草画
6: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
地本問屋の店先 歌川国貞(初代)
7: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
絵草紙店 蔦谷重三郎店(耕書堂)
8: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
錦絵 本問屋 鶴屋喜右衛門店(仙鶴堂)
9: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
十二か月年中江戸風俗絵巻から 十二月
10: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
十二か月年中江戸風俗絵巻から 一月?
11: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
山王祭行列 駿河町越後屋之景 歌川豊国画
12: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
甲子待戯(きのえねまちたわむれ)りやうじ
13: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
吉原傾城新美人合自筆鏡 新吉原の名妓
14: 2016年 12月 25日 東京都江戸東京博物館
青楼座敷之図 歌川豊国 錦絵