久しぶりの カワホバ
風も穏やかで光あふれる月曜日の朝、「今日はカワセミ」と心に決めて、
公園に出かけました。
まだ寒い冬の朝は公園を訪れる人も少なくて、見知ったカメラマンは誰も
いません。目的の池の周りも静かで、所定の場所にカメラを据えて待って
いると、突然頭の上に止まったカワセミが、目の前でホバリングを始めて
くれました
突然のホバリングに少し慌てながら、久しぶりの連写音が耳にこころよく
響きます。
三歩と散歩道
2017年 2月
Vol.149-sanpo1
’17年1-4月表紙へ
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1: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング 0.1秒刻みの連写開始
2: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
3: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
4: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
5: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
6: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
7: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
8: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
ホバリング連続写真を見ていて気付いた事があります。
見つけた魚の痕跡を追って魚の動きを確実にとらえるため、ホバリング中は一点に静止して水面を見続け
るのですが、10枚目から11枚目にかけて0.1秒の間に位置が少し変わってます。
よく見ると、10枚目のカワセミの目には「瞬膜」が張っています。
11枚目では瞬膜は消えており、この瞬膜動作で一瞬視野が変化し、位置情報入力が変わって、静止位置が
変化したのではないかと思われます。
9: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
10: 2017年 2月 13日 某公園
ホバリング中に 目に「瞬膜」が張っている。
11: 2017年 2月 13日 某公園
瞬膜が戻り、ホバリング位置が少し変化
12: 2017年 2月 13日 某公園
カワセミ ホバリング
少し長い(2秒弱)久しぶりのホバリングに出会えて、「よしよし、もっと」と待ちつづけましたが、
残念ながらホバリングはこの一回だけ。
後は木の枝に止まって、延々と根気よく魚探しが続いた後、ヒョイとかなたに飛んでいきました。
池を変えて、違うカワセミに出会いましたが、こちらも木の枝止まりの魚探し。
なかなか飛び込んでくれず、枝止まりの姿をよく見ていると、左の羽の一部が飛び出しています。
このカワセミは数年前からこの池にいるカワセミ「親父」か、もう4年になるか、長生きだな!
13: 2017年 2月 13日 某公園
ホバリングした後、 枝から魚探し
14: 2017年 2月 13日 某公園
ロープ止まり
15: 2017年 2月 13日 某公園
別の池のカワセミ 枝から魚探し
16: 2017年 2月 13日 某公園
左の羽の一部が飛び出ている、カワセミ「親父」