あさくさの なつ
まだ涼しいはずの朝7時に散歩に出かけ、大汗かいてシャワーを浴びて、暑い
一日どうしようか? 今日までほおずき市? と気がついて出かけました。
地下から上がると暑い夏真っ盛り。まずは写真入りの白いテントでお化粧隠し
している雷門を見て、大声で話す多人種入り混じった仲見世通りを歩いて、
宝蔵院から本堂へ。
内陣にお参りして、雷除のお守りを買って、右手のほおずき露店や土産物露店
をひやかしながら、今日一番の写真はこれだと「じゃがバター」を撮ります。
帰り道は宝蔵院を過ぎて仲見世のほおずき露店。かわいい売り子さんに買った
ほおずきとポーズをとってもらって、今日のほおずき市はおしまい。
三歩と散歩道
2017年 7月
Vol.154-sanpo2
’17年5-8月表紙へ
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1: 2017年 7月 10日 浅草 雷門
写真入りの白いテントで お化粧隠し
2: 2017年 7月 10日 浅草 仲見世
多人種入り混じった仲見世通り
3: 2017年 7月 10日 浅草 仲見世
仲見世から 宝蔵院へ
4: 2017年 7月 10日 浅草 仲見世
宝蔵院手前の ほおずき露店
5: 2017年 7月 10日 浅草 仲見世
宝蔵院
6: 2017年 7月 10日 浅草寺
宝蔵院をくぐって 五重塔
7: 2017年 7月 10日 浅草寺
宝蔵院より 本堂に向かう
8: 2017年 7月 10日 浅草寺
本堂外陣より内陣
9: 2017年 7月 10日 浅草寺脇 ほおずき市
ほおずき露店
10: 2017年 7月 10日 浅草寺脇 露店
じゃがバタの 顔
11: 2017年 7月 10日 浅草寺
本堂脇より 東京スカイツリー
12: 2017年 7月 10日 浅草寺
本堂より 宝蔵院
13: 2017年 7月 10日 仲見世 ほおずき市
ほおずき
14: 2017年 7月 10日 仲見世 ほおずき市
ほおずき娘
人混みを抜けて雷門を出た後、スターバックスを探してカフェを頂きながらと一休み。
座った席は店の左奥カウンター、すぐ横の壁に浅草地図のパネルがあって、書き込みは「あさくさの なつ」
冷気と冷たい飲み物に一息ついてパネルを眺めていると、聞こえてきたのはマイルスのトランペット。
マイルスの音は、正気から少しづつ外れながら、危ういバランスをとって続いていくように聞こえて、この
歳で久しぶりに聞くと、なんとも懐かしく感じる。
持ってきた古井由吉の半自叙伝を開いて、拾い読みをしながら、由吉はもう80歳くらいになるのか?
現実と忍び込む異世界のはざま(辻)を行き来するさまを書いていたようにも思うが、何処へ向かおうとし
ているのだろうか?
15: 2017年 7月 10日 浅草 スタバ
奥の席横 壁のパネル 浅草の夏
16: 2017年 7月 10日 浅草 尾張屋
尾張屋 本店
少し歩いて、尾張屋に入り、紫蘇きり蕎麦にエビ天と冷酒を頼んで、目の前の額縁に収まった写真を見て、
親父さんに尋ねると、永井荷風。
静謐さがうかがわれる姿に、澄んだ目は何を見ているのか。
このところ読んでいる荷風からすると、晩年の一人暮らしの頃なのか?
15: 2017年 7月 10日 浅草 尾張屋
永井荷風