稲穂の 夏
今年は夏に入って雨が少なく、陽射しが強い日々が続きました。
梅雨らしき梅雨もなく、十分な日照時間と暑さがあり、村田川周辺では地下水
をくみ上げていますので水不足もなく、稲がすくすくと育っています。
村田川を歩いていて、今年の稲はたくましいな、と感じます。
株の茎が多くて、太くて、背丈も伸びていて、茎葉の色が若々しい緑のままで
稲穂が頭をたれようとしています。
もう何年も村田川を歩いてきましたが、今年の稲の育ち具合はすごいと感心し、
この稲穂の若々しい緑と稲の精を撮れないものかと出かけました。
三歩と散歩道
2017年 8月
Vol.155-sanpo1
’17年5-8月表紙へ
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1: 2017年 8月 5日 村田川 手前
まずは お休み中の キチョウ
2: 2017年 7月 3日 村田川 手前
ベニシジミも まだお休み中
お休み中のキチョウやベニシジミに出合い少し遊んでもらったあと、押沼橋手前の稲田脇の細道に着いて
「やあやあ稲穂君」とカメラを構えます。
まだ朝露を葉にためた脇に一輪咲いた花があり、薄緑色した小さな蜘蛛がちょこんと乗っています。
その稲田には、まだ緑緑した葉の上に少し黄色がかった稲穂が少し頭が重くなってきています。
その横の稲田では、泥棒スズメがもう稲穂を頂きに来ています。
3: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
カントウヨメナに コハナグモ?
4: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂
5: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂に 泥棒スズメ
6: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂に 泥棒スズメ
押沼橋を渡って稲田脇を歩くと、少し離れたところの畦にキジの親子がいます。
親(雌)が周りを警戒している脇で子が3羽、こちらもキョロキョロと周りを見ながら朝の食事時でしょうか?
子はまだ雄雌の区分けが付かない時期なのか、同じ姿の様に見えます。
稲穂を楽しみながら歩くと、一輪咲いたタンポポモドキのベニシジミや、ツユクサも咲いています。
さらに歩くと、稲穂の陰に隠れているキジの雄がいました。この雄が先ほどの親でしょうね。
7: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂と キジ親子
8: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂
9: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
タンポポモドキに ベニシジミ
10: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
ツユクサ
11: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂と キジ(♂)
12: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂
押沼橋に戻って村田川を下っていき、大きな一枚田の前でしばらくツバメ待ちとなりました。
稲穂の上を飛んでほしいなとカメラを構えて待つのですが、なかなか来てくれないし、飛ぶツバメは早くて
カメラに収まったのは数枚だけ。
トンボを撮ったり、蝶を撮ったり、泥棒スズメを撮ったりとして、大汗の稲穂の夏でした。
13: 2017年 8月 5日 村田川 押沼
稲穂に ツバメ
14: 2017年 8月 5日 村田川 番場
シオカラトンボ
15: 2017年 8月 5日 村田川 番場
タンポポモドキに ベニシジミ
16: 2017年 8月 5日 村田川 番場
稲穂に 泥棒スズメ