キビタキ 求めて


  初夏の強い陽射しと、さわやかな風の吹く、気持ちのいい季節となりました。
  キビタキの素敵なさえずりを聞いて、鮮やかな黄色の胸を見つけに行こうと、
  風が穏やかな日に出かけました。

  公園の林の入り口で、セセリやジャノメや、タツナミソウに足を止められて、
  今日はいいかなと所定の場所で待ちますが、鳴き声は遠くで姿が見えません。

  出直しの日は、林の入り口からキビタキのさえずりが聞こえてきます。
  さえずりを頼りに小さな姿を探し求めて、素敵な黄色の胸に出会えました。

三歩と散歩道
 2018年 5月
 Vol.164-sanpo1

'18年5-8月期表紙へ

閉じる

画像クリックで大画面