初雪　白く世を染めて

　　冷たくどんよりと曇っていた空が、午後になるとチラホラと
　粉雪が舞い始め、次第に雪らしくなり、積もり始めました。
　　暗くなる空と積もる雪を見ながら、光がまだあるうちに写真
　をと、雪の中に出かけます。

　　暮れて行く光の中で、屋根や木の葉や枝には雪が降り積もり、
　白と黒の墨絵の世界に変わっていきます。

三歩と散歩道
Vol.208　sanpo1
　2022年 1月 7日

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1： 2022年 1月 6日　本格的な雪になった午後３時過ぎ、家を出てまずこのポイント

2： 2022年 1月 6日　かずさの道への小道、枝にはしっかりと雪白く

3： 2022年 1月 6日　かずさの道西方向、桜並木も白黒で、墨絵の世界

4： 2022年 1月 6日　かずさの道東方向、こちらも墨絵の世界

5： 2022年 1月 6日　水の江公園、子供は雪の子

6： 2022年 1月 6日　水の江公園、トンボ池と冒険林

7： 2022年 1月 6日　水の江公園、芝生広場は雪達磨

　　夜は窓を少し開けて、しんしんと降り積もる雪を肴にしてお酒を頂いて、明日の
　朝はどうだろうかと、少し子供のように心が騒ぎます。

　　静かな朝は窓から差し込む強い光に、白い屋根と青い空。
　家を出て、カチカチに凍った滑りやすい氷と雪の上を、気を付けながらそろそろと
　小股で歩いてかずさの道へ。

　　そこは静かで澄んだ冷気の中、ひかりの白い雪と、影の青い雪と、濃い青の空が
　広がります。