さてここから動画で、花と少し忙しいアゲハの姿を見てください。 人の目は、見たいものだけ選んでみることが出来るようですが、カメラの目を通 してアゲハの動く姿を見ると、静かなアゲハのイメージが変わってしまいます。 吸蜜中も常に羽ばたいています、大きな体で花に止まると花が傾いて揺れてし まうので、羽ばたくことによってバランスをとっているのでしょうか? 暖かなキバナコスモスの色に、アゲハは良く引きたちます、花の方が引きたつ? アレチハナガサにも取り付いていますが、本当はゆらゆらと風に揺れるノゲイトウ にとりついてくれると、もっと引きたったかもしれません。 |
25:2019年 10月 2日 ちはら台 御影台公園 キバナコスモスに アゲハ(♂?) 動画 |
26:2019年 10月 2日 ちはら台 御影台公園 キバナコスモスに アゲハ(♀?) 動画 |
27:2019年 10月 3日 ちはら台東5 アレチハナガサに アゲハ(♀?) 動画 |
28:2019年 10月 3日 ちはら台 御影台公園 キバナコスモスに アゲハ(♂?) 動画 |
ーーーあとがき 花ありて蝶へーーー 2023年秋 この地で約20年、小川や田の畔や野道を歩いて、花よ、蝶よ、小鳥よと写真を 撮り続けてきましたが、ここ数年位前からそうした道の、小虫や花や蝶がどんどん 少なくなっています。 土を触ることを生業(なりわい)としている人が高齢化して、そうした土に手を 入れる事が少なくなって、小川の土手道や、田んぼや、野道に雑草がおおい茂る様 になると、小虫や花や蝶や小鳥も追いやられてしまうようです。 これを「自然が無くなってしまう」と言う人がいますが、そうではないような気 がします。人が手を入れてやらない土は、すぐに荒れ放題になり、小虫や花や蝶も 住める、人と身近な自然の土地ではなくなってしまいます。 前置きが長くなりましたが、そんな20年を過ごしてきて、花や蝶を撮り続け てきて、歩いて出会える花や蝶が少なくなった今、せめて撮り続けてきた花と蝶 の美しさを、つたないまでも、広げていこうと「花ありて 蝶」を始めます。 |