朝露の シジミ 


  夕陽が傾いて少し暗くなり始めると、蝶の一日は終わりを
 迎え、草葉の寝床を決めて夜の眠りに入ります。

  夜には冷たい露が降り、草葉の小さな蝶は露にまみれて、
 朝陽の暖かいひかりをじっと待ち続け、身体が温まると命を
 取り戻し、元気で飛び回る新しい一日が始まります。

三歩と散歩道
Vol.230 sanpo2
2023年11月 5日

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