銀箔の羽 ウラギンシジミ
まだ二十歳代の頃、北杜夫の幼年時代の事を書いた本に、
幻の蝶ウラギンシジミを追い求めるシーンがありました。
里のお寺に参った時に突然銀色と赤茶の羽の蝶に出会い、
ああ、これがあのウラギンシジミかと、その記憶がよみがえ
ったことを思い出します。
裏羽の銀箔に小さな点が静かなバランスでひろがり、表は
一転して赤茶の華やかさ、銀と赤茶のきらめきの飛びが目に
入ると、ああウラギンだと何をおいても追いかけます。
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(2024年春編集)
1:2013年 3月 9日 泉自然公園
越冬中のウラギンシジミ雌、石の上で暖をとる
2:2020年 7月19日 村田川 押沼
ピカピカのウラギン、多分雌
3:2006年 9月 3日 福地山 長安寺薬師堂
初めて出会えたウラギンシジミ 雄
4:2018年 9月16日 村田川 潤井戸
ムラサキツユクサの葉にとまる
5:2018年 9月16日 村田川 潤井戸
この子もピカピカの銀羽
6:2018年 9月16日 村田川 潤井戸
小雨がぽつぽつと降っています
7:2018年 9月17日 村田川
大きな緑の葉に、赤が素敵な若いウラギン雄
8:2008年 9月20日 村田川
触角の先端は明るいオレンジか
9:2007年 9月24日 村田川
葉裏で休憩?
10:2007年 9月24日 村田川
ススキの新穂にとまる
11:2007年 9月24日 村田川
ススキの葉にもいる
12:2008年 9月27日 村田川
この子は前後の写真から雄
13:2006年 9月30日 水の江公園脇
三つ葉の上で休憩
14:2008年 10月 4日 村田川
草葉の隙間からウラギンを狙う
15:2009年 10月 4日 村田川
ススキの葉で休憩
16:2006年 10月 9日 雨
秋の日差しを受けて温め中
17:2007年 10月21日
石タイルの上で日向ぼっこ
18:2007年 11月18日 村田川
ピカピカの雌、越冬するのかな
19:蝶の分類>シジミチョウ科のページ>ベニシジミ亜科のページより抜粋
https://www.pteron-world.com/topics/classfication/lycaenidae/curetinae/curetinae.html