ソバの花 朱の雄しべ


  咲き始めのソバの花に出会えました。
 ソバの生育状況は昨年より少し遅いようで、数も少しまばらで、背丈も
 まだ低く、花が咲き始めたところのようでした。

  まだ初々しい白い花弁です。近寄って目を凝らして見ると、柔らかな
 うす黄緑の花芯から、朱の雄しべと白の雌しべが顔を出して小さな紅が
 あざやかに映えています。

  帰って調べてみると、白の雌しべが朱の雄しべより長い花と、短い花
 があって、異なるタイプの花粉でないと受精が起こらないとのこと。

  今日はセセリやシジミにアカタテハなど蝶や、蜂や小虫が忙しそうに
 花から花へと飛び回っていましたが、虫さんたちには雌しべの長い/短い
 は関係ないか。

三歩と散歩道
Vol.241 sanpo2
2024年10月 7日

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