野は 皐月(さつき)になりて


  皐月には、柔らかに緑が芽生えて、その中から爽やかなる花が顔を
 覗かせ、私よと乗り出し、軽やかな明るい光にきらきらとかがやいた
 り、花を透かせたり、光を吸い込んだりするひとときを感じます。

  皐月もなかば、そんな草花や虫や生き物に会いたいなと、村田川に
 向けて歩きます。
 花も蝶も、小虫も少なくなっていますが、皐月の軽やかに晴れた朝に
 心を無にして歩けば、目に映るものに感性は答えてくれるだろうか?

三歩と散歩道
Vol.248 sanpo4
2025年 5月14日

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