晩秋に ウラギンシジミ


  日差しの強い暖かな小春日の朝、千葉都市緑化植物園に行きました。
  一回りした後に花木見本園を覗くと、生垣の上に白赤の翅をきらめか
 せてに忙しく飛ぶ子がいます。止まったかと思うと、ちょっかいかけら
 れて忙しくくるくると周り飛びをして、また元に下りて陽を浴びます。

  陽を浴びている時は間近に寄っても動きません、こんな事はめったに
 ない事で肉眼でゆっくりと見てそっと「おはよ」などとつぶやきます。
 翅に擦り傷をこしらえた、ウラギンシジミの男の子たち、晩秋の一日を
 楽しんで、力を蓄えて越冬して、命をつないでほしいものです。

三歩と散歩道
Vol.254 sanpo4
2025年11月24日

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